【大阪万博】大阪メトロ中央線の全線運転見合わせで大勢の客が帰宅困難に 東ヘルスパビリオンだけで700人超、うち36人が体調不良で救急搬送

【大阪万博】大阪メトロ中央線の全線運転見合わせで大勢の客が帰宅困難に 東ヘルスパビリオンだけで700人超、うち36人が体調不良で救急搬送

13日夜、大阪メトロ中央線の運転見合わせの影響で、大阪万博を訪れた大勢の客が帰宅できず、会場内で一夜を明かしました。

この日、大阪メトロから、中央線のコスモスクエア駅と大阪港駅との間で列車の運行が停止し、午後9時半の時点で会場と夢洲駅周辺にはおよそ3万人の来場者が滞留していたとのことです。

万博協会は午後11時半ごろからパビリオンや団体休憩所など少なくとも8施設を開放しましたが、客へのアナウンスは翌14日午前1時を過ぎてからで、飲料水の配布も午前4時ごろと、対応が遅れました。

この間、バスやタクシーなどが緊急対応にあたりましたが、会場内では帰宅をあきらめた人たちがベンチに横たわり、人工芝で仮眠をとる人や路上で眠り込む人の姿も見られたそうです。

会場東側の大阪ヘルスケアパビリオンでは、少なくとも700人ほどの来場者が床に横になるなどして一夜を明かしました。

大阪市消防局によると、14日午前8時までに救急車40台が出動し、気分の悪さや熱中症のような症状を訴えた36人が搬送されたとのことです。

家族で会場を訪れていた40代男性は、「レストランやパビリオンが臨時にオープンしていて、水などは自由にもらえました。風があって意外と暑さは大丈夫でした」と話し、友人と訪れていた60代の女性は「午前2時すぎぐらいまで大屋根リング近くのソファーで過ごし、午前3時ぐらいにパビリオンに到着して床に座って過ごしました。夜は涼しかったということもあって我慢できました。雨が降らなくてよかったです。思ったより疲れていないと感じていますが、家に帰ったら疲れが出るかもしれません」と話していました。

◯大阪・関西万博 運転見合わせで帰宅困難 協会「情報発信課題」

大阪メトロは、運行停止の原因について、レールの継ぎ目に設置された装置に取り付けた延焼防止シートに鉄粉や水分が付着し、ショートを起こした可能性が高いと説明しています。

再発防止策が徹底され、人々の安全を最優先しにした行政運営が行われますことを心から祈ります。

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