【異常事態】プロボクシング、同じ興行で2選手が試合後に急性硬膜下血腫を発症し、死亡 

【異常事態】プロボクシング、同じ興行で2選手が試合後に急性硬膜下血腫を発症し、死亡 

日本ボクシングコミッション(JBC)は9日、浦川大将選手と神足茂利選手が、今月2日に東京・後楽園ホールでのプロボクシング興行に出場後、二人とも急性硬膜下血腫を発症し、死亡したと発表しました。

2日の興行で、浦川大将選手は「日本ライト級挑戦者決定戦」に臨み、同級5位の斎藤陽二選手と対戦しました。

7回終了時点では、ジャッジ3者全員が1〜3ポイント差で浦川選手をリードと採点し、優勢に試合を進めていましたが、最終8回に連打を浴びてダウンし、TKO負けしました。

試合後、浦川選手は都内の病院へ救急搬送され、急性硬膜下血腫と診断されて開頭手術を受けましたが、回復することなく、9日夜に28歳という若さでこの世を去りました。

また、神足茂利選手は浦川選手と同じ28歳で、同じ興行の「東洋太平洋タイトルマッチ」に出場しましたが、試合後に急性硬膜下血腫を発症して救急搬送されました。

搬送先の病院で開頭手術を受けましたが、経過観察が続く中、回復することなく8日に死亡しました。

一つの興行で2人が開頭手術を受け、命を落とすのは極めて異例な事態であり、その原因として、日本人ボクサーの攻撃力の向上が遠因との指摘や、試合前に体内の水分を急激に減らす「水抜き」と呼ばれる減量法の影響も挙げられています。

「水抜き」とは、試合前日の計量を通過するために、短期間で体内の水分を極端に減らす減量方法です。

サウナや厚着で大量に汗をかき、水分摂取を制限して数キロ単位で体重を落とし、計量後は一気に水分と栄養を補給することで、試合本番では相手より体格や攻撃力で優位に立てる可能性があります。

しかし、脳内の水分量は完全に戻るまで時間がかかり、その状態で打撃を受けると脳へのダメージが増し、急性硬膜下血腫などの重傷を負う危険性が高まります。

近年、コロナワクチン接種後に脳や血管に炎症や損傷が生じる事例が多数報告されており、そうした状態で水抜きを行い、試合中に打撃を受ければ、ダメージが重なって致命的な結果に至る危険性は一層高まるものと考えられます。

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日本ボクシングコミッションが1952年に発足して以降、公式試合や練習での死亡事故は少なくとも約40件に上り、今回の相次ぐ死を機に、ボクシングという競技の存在意義が改めて問われています。

再発防止策が徹底され、これ以上の犠牲者が出ないことを心から祈ります。

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