
韓国の特別検察官チームは25日、前大統領の妻側にブランドバッグやアクセサリーを渡し、便宜を図った疑いがあるとして、統一教会の元ナンバー2「尹英鎬(ユン・ヨンホ)」容疑者に対し、請託禁止法違反や業務上横領の疑いで逮捕状を請求しました。
旧統一教会元幹部の逮捕状請求 尹氏夫妻への請託=韓国特別検察 https://t.co/i8kpN52mNN
— yonhapnews (@yonhapjp) July 25, 2025
朝から深夜まで16時間にわたり厳しい取り調べを受けた
統一教会ユンヨンホ元世界本部長動いてる生ユン・ヨンホ久々に見た
韓鶴子容疑者の取り調べは430時間くらいでもいいよ😇 https://t.co/dBjCynFtOh pic.twitter.com/oteqbjojiU— 毒性女🏺鶴子 (@tsuboTSURUKO) July 22, 2025
ユン・ヨンホ容疑者は、統一教会の世界本部長を務め、韓鶴子総裁の最側近として組織の中枢で重要な役割を担っていたことで知られています。
ユン容疑者は、2022年4月から8月にかけて、呪術師の「コンジン法師」ことチョン・ソンベを通じ、前大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)側におよそ6000万ウォン(約640万円)相当のダイヤモンドのネックレスや1000万ウォン台(約107万円)のシャネル製バッグを渡し、教団の事業を有利に進めるため便宜を図るよう求めた疑いが持たれています。
報道によると、容疑者らは、国連第5事務局の韓国誘致やカンボジア・メコン川流域でのODA事業支援、韓国のニュース専門局YTNの買収計画、教育部長官の教団行事への参加、大統領就任式への招待などで、便宜を図るよう求めていたとのことです。
ユン容疑者は、金品を渡した事実自体は認めた上で「韓鶴子総裁ら教団上層部の承認を得て行った」と主張していますが、一方の教団側は事件の発覚後にユン容疑者を追放し、「あくまで個人的な行為だった」との立場を取っています。
特別検察官チームは、ユン容疑者の身柄を確保できれば、こうした一連の行為が韓鶴子総裁をはじめとする教団上層部の承認のもとで行われたのかどうかを含め、一連の疑惑解明に向けた捜査を進めていく方針です。
不正行為の全容が一日も早く明らかになり、関与した者たちが一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。
◯【韓国検察】統一教会の教団本部を家宅捜索、前大統領の妻への贈賄疑惑により 韓鶴子総裁の私邸で隠し部屋を複数発見、高級ブランドのバッグや札束が散乱
◯【統一教会・韓鶴子】カジノ豪遊スキャンダルの揉み消しを政界に依頼、ユン前大統領に教団事業の便宜を求めた疑いで捜査 立件の可能性が高まる
◯「防衛費の増額」は、統一教会(勝共連合)の教義だった!! 「日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない」
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