
和歌山の検察審査会は、二階俊博元幹事長と県議らが裏金事件で不起訴となった件について、「不起訴不当」と議決しました。
二階俊博氏の不起訴「不当」と検察審が議決 収支報告書「記載に誤りないとの弁解疑問」https://t.co/1ksGXanqMW
政治資金規正法違反容疑で告発され、不起訴処分となった二階俊博元自民幹事長と県議らについて「不起訴不当」と議決した。審査を申し立てた市民団体が7月25日、明らかにした。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 25, 2025
昨年、自民党和歌山県連の政治資金収支報告書に不記載があったとして、当時の県連会長だった二階俊博元幹事長などが政治資金規正法違反容疑で刑事告発されました。
これを受け、今年1月に和歌山地検が捜査を行い、二階俊博については「嫌疑なし」、県連の会計責任者2名については「嫌疑不十分」と判断し、不起訴としました。
しかし、この判断について、市民団体が「この不起訴は納得できない」として検察審査会に申し立てを行い、審査会は「不起訴不当」との判断を下しました。
審査会は議決書の中で、自民党和歌山県連が「記載に誤りはない」とする弁解には疑問が残ると指摘し、二階俊博の関与の有無についても、より広い範囲で捜査を尽くすべきだとしました。
これまで二階俊博は、中国共産党を後ろ盾に政界で大きな影響力を誇ってきましたが、中国の衰退とともに自身も急速に力を失い、先の参院選では痩せ細った抜け殻のような姿で現れ、物議を醸していました。

不正によって私腹を肥やす政治家たちが、一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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