
アメリカのトランプ大統領は1日、イーロン・マスクの国外追放を検討する考えを示しました。
トランプ氏、マスク氏の国外追放「検討必要」
https://t.co/IUt3e1WNE6— AFPBB News (@afpbbcom) July 1, 2025
現在、トランプ大統領は、所得減税の恒久化や、インフラ整備、産業支援などを盛り込んだ大規模な歳出法案の可決に向けて、議会との調整を進めています。
この法案は「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル(One Big Beautiful Bill)」と呼ばれ、3日に下院で可決され、今後は上院での審議が行われる見通しです。
しかし、イーロン・マスクはこの法案について、「アメリカの数百万の雇用を破壊し、国に甚大な損害を与える。完全に正気ではなく、破滅的だ」と強く批判し、廃案にすべきだと訴えています。
イーロン・マスクは、共和党がクリーンエネルギー政策を後退させたと批判しており、法案が成立した場合には、新党「アメリカ党」の結成を呼びかけるとしています。
一方、トランプ大統領は、こうしたイーロン・マスクの動きについて、歳出法案から電気自動車(EV)の支援策が削除されたことに不満を抱いていると見ており、「イーロンはもっと多くのものを失う可能性がある」と述べた上で、国外追放の可能性にも言及しています。
さらに、自身のSNSでは「補助金がなければ、イーロンはおそらく事業をたたんで、(出身の)南アフリカに帰らざるを得なくなるだろう」とも投稿しています。
全ての人にとって益となる政治が、世界中で行われますことを心から祈ります。
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