
石破茂内閣が発足した昨年10月から今年3月末までの半年間で、内閣官房報償費(機密費)が6億2940万円支出されていたことが明らかになりました。
【石破内閣の機密費 半年で6億円超】https://t.co/ZGfVXFMCOY
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 28, 2025
官房機密費は、官房長官の判断で支出でき、領収書も不要なため、国民の目が届かないブラックボックスと化しています。
国は公表しない理由として「高度な機密性」を挙げていますが、政治家への餞別や選挙対策など、本来の目的から外れた使途に充てられた疑いが相次いで浮上しています。
出納管理簿によると、石破内閣では、昨年10月4日から今年2月27日までの間に計12回、機密費として財務省から内閣官房に資金が振り込まれ、林芳正官房長官が毎回5000万円から6000万円を請求していたとのことです。
すべての支出のうち、政策推進費が計6億1380万円に上り、全体の97.5%を占めていました。
林芳正官房長官には、月1回ずつ計6回、9200万円から1億1850万円が渡されていますが、具体的な使途は明らかにされていません。
3月3日には、石破総理が公邸で衆院1期生の議員らと会食を行い、総額150万円分の商品券を配っていますが、同じ日に政策推進費として1億1850万円が引き出されていました。
当時、この商品券の原資について機密費が使われたのではないかとの疑いが出ていましたが、石破総理は同月の参院予算委員会で「私費であり、機密費ではない」と明言しています。
官房機密費については、元官房長官の河村建夫が「麻生内閣の時には、陣中見舞いとして持って行くことがあった」と証言しており、自民党の選挙活動に充てられていた実態も明らかになっています。
税金の私物化が抑止され、国民の生活向上につながる真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
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