
LUUPは10日、訪日中国人の利用を見込み、中国の対話アプリ「WeChat(ウィーチャット)」から電動アシスト自転車をレンタルできるようにしたと発表しました。
Luupが訪日中国人向け施策を強化 WeChatから一部サービス利用可能にhttps://t.co/5pehkVUoVi
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) June 10, 2025
対応エリアは、東京、大阪、横浜、京都など、LUUPがポートを展開する主要都市で、中国人観光客の利用促進を狙っています。
LUUPは、国家間の交通規則の違いによる事故リスクを減らすため、利用を希望する中国人に対し、事前に中国語の説明動画を視聴させた上で、全8問のテストに全問正解することを必須ルールとしています。
LUUPの電動アシスト自転車は、Visa(ビザ)、マスターカード、JCBなどで利用できますが、多くの中国人観光客は決済に必要なクレジットカードを持っていないため、実質的にレンタルできない状況が続いていました。
しかし今回、LUUPが「WeChat」内の決済サービス「WeChat Pay」と提携したことで、クレジットカードを新たに発行しなくても、中国人観光客が電動アシスト自転車を利用できるようになります。
日本国内では近年、電動キックボードや電動アシスト自転車による危険運転が問題視されているほか、訪日中国人による交通事故も相次いでおり、日本人が巻き込まれて死亡するケースも報告されています。
◯【電動キックボード】1年間の検挙数2万5156件 利用廃止を求める声が高まる「電動キックボードも関連法令も欠陥だらけ」
◯【さいたま地検】埼玉県川口市で、中国人が飲酒運転で一方通行を時速125キロで逆走、別の車に衝突して男性を死亡させた事故で、「過失運転致死」からより刑が重い「危険運転致死」に変更
現時点で、WeChatを通してレンタルできるのは、電動アシスト自転車のみですが、ネット上では「交通違反・交通事故が多発する未来しか見えないけど」「高速道路での走行や逆走、信号無視、ひき逃げ…色々想像できるのにやるんですかそうですか」「日本人利用者でさえ交通ルールを守らない人が多く見受けられるのに中国人利用者を拡大させればどうなることやら」といった批判の声が殺到しています。



リスクを顧みない悪徳企業が一掃され、誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
◯【物議】LUUP社、電動キックボード拠点を現在の約1万2400カ所から約10万カ所に増やす方針を示す
◯【自民党】中国人の観光ビザ発給要件の大幅な緩和について否定意見相次ぐ「なぜ、急いでこのような判断をしたのか、その必要性はどこにあるのかといった疑問を抱かざるを得ません」
◯外国人観光客による交通事故が急増 レンタカー事故の約7割が外国人 国民「標識も読めない外国人に車の運転を許可するのはおかしい」
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