
10日午前、福岡市の中心部を通る「国体道路」の一部で陥没事故が発生しました。
福岡市中央区今泉の国体道路が陥没。大きな穴が空いています。現在(11:30時点)も国体道路は封鎖。よくみると、道路がゆがんでいて、穴が広がらないか心配です。 pic.twitter.com/6hITl4Rb08
— テレQ報道部(福岡の最新ニュース) (@tvq_houdou7) June 10, 2025
10日の午前9時50分ごろ、通行人から「歩道が陥没している」と110番通報が入ったとのことです。
国道202号の車道から歩道にかけて、縦約2メートル、横約4メートルにわたって地面が陥没し、深さはおよそ2メートルに達し、周囲の道路も大きく歪みました。
この事故による負傷者はいなかったものの、国体道路の4車線が約300メートルにわたって通行止めとなり、市民の交通に大きな影響が出ました。
陥没し道路に空いた穴は一夜の作業で埋められ午前7時ごろには交通規制が解除。いつも通りの通勤風景です。通りががる人たちは「あれ?ここだよな?」と不思議がる人たちもいました。 pic.twitter.com/2AT7bseBNR
— テレQ報道部(福岡の最新ニュース) (@tvq_houdou7) June 11, 2025
陥没した箇所は、翌11日午前7時ごろに復旧作業が完了し、現在は通常通り通行できるようになっています。
現場付近では道路の浸水対策工事が行われており、その影響で地中の雨水管に土砂が流れ込み、陥没を引き起こしたと見られています。
道路の陥没は、地中の工事だけでなく、地盤沈下や下水道管の老朽化によって起こることが多く、2022年度だけで2625件も発生しています。
今後、水道管の老朽化がさらに進むため、道路の陥没事故は2032年度に約6000件、2042年度には約1万2000件まで増える可能性があると予測されています。
◯道路陥没が10年後に倍増の恐れ、23都市で耐用年数超の管路が20%以上
全国のインフラがきちんと整備され、国民が安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
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