【福岡市】道路が陥没、幅1.5メートルほどの穴が空く 全国で進むインフラの老朽

【福岡市】道路が陥没、幅1.5メートルほどの穴が空く 全国で進むインフラの老朽

10日午前、福岡市の中心部を通る「国体道路」の一部で陥没事故が発生しました。

10日の午前9時50分ごろ、通行人から「歩道が陥没している」と110番通報が入ったとのことです。

国道202号の車道から歩道にかけて、縦約2メートル、横約4メートルにわたって地面が陥没し、深さはおよそ2メートルに達し、周囲の道路も大きく歪みました。

この事故による負傷者はいなかったものの、国体道路の4車線が約300メートルにわたって通行止めとなり、市民の交通に大きな影響が出ました。

陥没した箇所は、翌11日午前7時ごろに復旧作業が完了し、現在は通常通り通行できるようになっています。

現場付近では道路の浸水対策工事が行われており、その影響で地中の雨水管に土砂が流れ込み、陥没を引き起こしたと見られています。

道路の陥没は、地中の工事だけでなく、地盤沈下や下水道管の老朽化によって起こることが多く、2022年度だけで2625件も発生しています。

今後、水道管の老朽化がさらに進むため、道路の陥没事故は2032年度に約6000件、2042年度には約1万2000件まで増える可能性があると予測されています。

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全国のインフラがきちんと整備され、国民が安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。

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