品薄のはずの銘柄米が突然店頭に並びはじめる「故意に、コメを品薄状態にして価格を引き上げて、高値で売り出されたのではないか」

品薄のはずの銘柄米が突然店頭に並びはじめる「故意に、コメを品薄状態にして価格を引き上げて、高値で売り出されたのではないか」

備蓄米が全国に出回る中、一部の店頭で品薄だった銘柄米が次々と並びはじめ、物議を醸しています。

全国でコメの高騰と品薄が続いていましたが、備蓄米の放出が決定されて以降、一部の店舗で銘柄米が入荷されるようになりました。

あるスーパーでは、先月21日ごろまで棚の空きが目立っていたものの、10日後の31日には、ななつぼし・ゆめぴりか・こしひかりといった銘柄米が並ぶようになったとのことです。

この状況について、大手スーパーのオーケーは「備蓄米の購入希望が多く、銘柄米は買い控えの傾向がある。(その結果)一時期より銘柄米の在庫が増えている」と説明しています。

また、首都圏にある別のスーパーの担当者は、「以前は品不足だったが、2〜3週間前から安定してコメが並ぶようになった」とコメントしました。

コメの急激な入荷量の変化について、宇都宮大学農学部の松平助教は、「新米がとれるまで在庫が持たない可能性があったため、卸業者が販売を抑制していた。取引関係の中で、取扱量の多い中規模のスーパーから順に銘柄米が並ぶようになった」と解説しています。

「コメの平均価格」は、今も5キロあたり税込み4260円と、依然として高いままですが、8月から茨城産や千葉産の新米が出回るため、在庫を抱えている業者がコメを放出することで、値下がりする可能性もあると見られています。

これを受けて、ネット上では「まあそうだろうなって感じ。米がないのではなく、どこかが囲ってる」「コロナのマスクもそう。流通しだすと途端に店頭に溢れた」「資本主義経済ですので、儲けること自体は問題ないでしょう。ただ、食料を使っての相場操作を行っていたとするならば、それは規制されるべき問題ではないかと思います」「コメの値段を高騰させるために意図的に品薄状態を作ったと考えるほうが自然ですよね」といったコメントが投稿されています。

◯Yahoo!ニュースコメント欄

不当な価格操作の実態がすべて明らかにされ、食の流通が滞ることのないよう心から祈ります。

◯最近のコメ不足は、先物取引でボロ儲けを狙う投機家の仕業であることが判明 大量にコメを買い占めて流通量を減らし、価格を吊り上げ 黒幕はSBIの北尾吉孝

◯ひとり親家庭の88%が“コメを買えなかった”経験があることが判明 民間団体調査「子供の体重が減った」「高くて手が出ない」

◯【江藤農水相】「支援者の方がたくさん下さるので、コメは買ったがことない」と述べ批判殺到 陳謝するも炎上が続く

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