港区の小学校の給食が酷すぎると話題に「残飯にしか見えない」「刑務所よりひどい」

港区の小学校の給食が酷すぎると話題に「残飯にしか見えない」「刑務所よりひどい」

東京・港区の小学校の給食が、余りにも品数が少なく見た目も貧相だとして、物議を醸しています。

今月24日、港区に住む保護者のひとりが、小学生の給食を撮影し、「金曜日の港区の小学校の給食です。ウーバー頼んで良い? 因みにAIに聞いたら、『食べ物であることをギリギリ主張してくる栄養補給イベント』『江戸時代の船旅と呼べそうなラインナップ』と言われたよ」などとXに投稿しました。

献立は「天津丼、味噌汁、セミノール(柑橘)、牛乳」とされていましたが、実際に出されたのは、ご飯の上に豆腐のようなものが載っているだけで、とても天津丼と呼べるものではありませんでした。

撮影された給食は1年生のもので、ほかの学年より量が少なめではあるものの、献立は全学年で共通とのことです。

給食の写真が拡散されると、「残飯にしか見えない」「刑務所の贅沢すぎるメシと換えるべき」「昔、ドッグフードがなかった頃、うちの犬が食べていたご飯によく似ています」といった批判の声がネット上で殺到、不法滞在者に提供される食事と比較する投稿まで見られました。

これを受けて、港区の野本たつや議員は、「写真では(丼の)あんが見えにくいものの、実際にはとろみのあるあんがかかっており、盛り付けによって差が出たとのことです」「給食は、栄養を摂るだけでなく、子どもたちにとって『食の大切さ』や『楽しさ』を学ぶ場でもあります。いただいたご意見を、今後の政策提案に活かしてまいりますので、またお気づきの点があればぜひお寄せください」などとXでコメントしました。

港区では給食費の無償化が実施されており、限られた予算の中で各学校が独自に献立を組んでいるため、同じ区内でもメニューにばらつきが生じていると見られます。

学校給食については、港区に限らず他の自治体でも問題視されており、量や品数の少なさが度々指摘され、子供たちの発育に影響が出るのではないかと懸念されています。

政府や自治体は給食の無償化を推進していますが、それがかえって給食の質を下げ、子供たちに悪影響を及ぼしかねない事態を招いています。

全国の子供たちが健やかに成長できる環境が整えられますことを心から祈ります。

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