
慶応義塾大学などの研究グループは21日、2015年〜2021年で最も多い日本人の死因は「認知症」だとする研究成果を発表しました。
日本人の「死因」、認知症が首位に 慶大など30年分解析https://t.co/EdIm7WSlI0
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 20, 2025
日本人の「死因」、認知症が首位に
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— mayu (@lemonade_u_u) March 21, 2025
この研究は、世界の人々の健康状態を評価する国際プロジェクト「世界の疾病負担研究(GBD)」の一環で実施されました。
研究を主導した慶應義塾大学やアメリカ・ワシントン大学の研究グループが、過去30年にわたって日本人の健康状態を調査した結果、2021年時点で「アルツハイマー病やその他の認知症」が死因の中で最も多いことが明らかになりました。
「認知症」は、1990年時点では死因ランキングの6位にとどまっていましたが、当時上位だった「脳卒中」や「虚血性心疾患」が、医療技術の進歩や健康意識の高まりによって大きく減少したことから、2015年以降は1位となっていました。
日本人の認知症による死亡数は、2021年時点で人口10万人あたり約135人に上り、イタリア(約108人)やアメリカ(約60人)を上回って、世界最多を記録しました。
認知症に詳しい東京大学の岩坪威教授は、「認知症の原因となる病気では嚥下障害が合併症として現れることが多いほか、寝たきりでは飲み込み自体も難しくなり、誤嚥性肺炎などにつながる場合がある」と話しています。
2021年時点の日本人の平均寿命は、1990年に比べて5.8歳延び、85.2歳となっていますが、今回の研究で、健康を損なってから亡くなるまでの期間が、以前より長くなっていることも明らかになりました。
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すべての人が生涯を通して、心身ともに健康に生きられる社会となりますことを心から祈ります。
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