
米IT大手・グーグルが、AIの安全性などを研究するチームのウェブページから「多様性」や「公平性」に関する記述を削除していたことが分かりました。

トランプ大統領が1月に政府のDEI(多様性・公平性・包括性)プログラムを廃止する大統領令に署名して以来、大手企業も相次いでDEI関連の取り組みの縮小や廃止を発表しています。
グーグルも、2月にDEIプログラムを段階的に縮小する方針を示していましたが、今回新たに、AIの公平性や安全性を研究する「RAI-HCTチーム」のウェブページから、「多様性」や「公平性」といった言葉を削除しました。
◯米グーグルもトランスジェンダーへの配慮など、DEI見直しを宣言 トランプ大統領令準拠に従い
このほか、グーグルは女性やアフリカ系、ラテン系の人々のスタートアップ企業を支援するウェブサイトからもDEIに関連する記述を削除しています。
現在、アメリカ政府がイーロン・マスク率いるDOGEを通じて、1800億円を超えるDEI関連の支出を徹底的に削減しているため、今後、企業や社会全体でのDEIへの取り組みはより一層廃れていくと見られています。
DOGE has saved taxpayers $1.259 billion in DEI contracts so far pic.twitter.com/IPSJUYGo2J
— End Wokeness (@EndWokeness) January 31, 2025
この世に混乱をもたらす有害な価値観が一掃され、全ての人々が幸福に暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。
◯企業のリーダーたちが『多様性、公平性、包括性(DEI)』という言葉を使う頻度が、2021年から2024年までの間に約82%減少
◯『ダボス会議』常連のCEOら、ホワイトハウス復帰のトランプ大統領に迎合しはじめる 気候変動対策やDEI(多様性、公平性、包摂性)といった取り組みを後回しにする可能性
◯赤いきつねのネット広告の炎上を焚き付けた人物が、広告の炎上リスクについてコンサルする企業の代表だったことが判明 Xのコミュニティノートに“マッチポンプ的手法”と指摘され逆炎上
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