【トランプ旋風】三井住友フィナンシャルグループ、脱炭素を目指す国際的枠組みから脱退 米ゴールドマン・サックスやシティグループ、JPモルガンなどに追随

【トランプ旋風】三井住友フィナンシャルグループ、脱炭素を目指す国際的枠組みから脱退 米ゴールドマン・サックスやシティグループ、JPモルガンなどに追随

三井住友フィナンシャルグループが4日、脱炭素を目指す国際的な枠組みから脱退したことが分かりました。

この枠組みは「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」と呼ばれ、2050年までに銀行が関わる融資や投資による温室効果ガスの排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)にすることを目指しています。

NZBAには100以上の金融機関が加盟しており、日本からは『三菱UFJフィナンシャル・グループ』『みずほフィナンシャル・グループ』『野村ホールディングス』『農林中央金庫』などが参加しています。

しかし現在、野村ホールディングスも脱退を検討しており、三菱UFJやみずほにも同様の動きが広がる可能性があります。

◯三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、気候対応の「ネットゼロ銀行同盟(NZBA)」から脱退へ。野村ホールディングスも追随の検討。米トランプ政権配慮で金融庁も了承か(各紙)

アメリカでは、ゴールドマン・サックスやシティグループ、JPモルガン・チェースなどの金融大手が相次いで脱退を表明しており、トランプ大統領の温暖化対策への否定的な姿勢が大きく影響しています。

トランプ大統領はインフレ対策として、化石燃料の掘削を支援する方針を示しており、過去の演説で「我々は世界で最も豊富な『金の液体』を持っている。サウジアラビアやロシアよりも多い」「グリーン詐欺は終わりだ」と語っていました。

◯「グリーン詐欺は終わりだ」 トランプ氏は脱炭素を逆行させるのか

また、風力発電については「見た目が醜く、コストが高く、野生生物に害を及ぼす」「我々は風力発電なんてやらない。巨大で醜い風車が君たちの地域を台無しにしてしまう」「近年、米国東海岸で相次いでいるクジラの死亡増加は洋上風力発電プロジェクトが原因だ」と指摘しています。

◯Trump orders suspension of new offshore wind power leasing

再生エネルギーの実態がさらに広く周知され、人々の生活がより良く改善されていきますことを心から祈ります。

◯洋上風力発電を建設する作業船の9割を中国が受注 風車により自衛隊のレーダーに影響、戦闘機やミサイルなどの探知に遅延

◯トランプ米大統領、気候変動問題に対する国際的な枠組み『パリ協定』からの脱退を表明

◯地球温暖化によって30年間で海面が10㎝上昇したとの『NASA』の情報はデマだった!! 自由の女神や厳島神社の写真で100年経っても海面が上昇していないことが判明

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