アメリカのトランプ大統領は、富裕層外国人向けに500万ドル、日本円で7億4000万円余りを支払えば永住権を得られる「トランプ・ゴールドカード」の販売を始めると発表しました。

「トランプ・ゴールドカード」販売へ 富裕層外国人向け永住権https://t.co/8tDBRqUsrj #nhk_news

— NHKニュース (@nhk_news) February 26, 2025

アメリカでは永住権を得た移民に対し「グリーンカード」が付与されますが、「トランプ・ゴールドカード」の取得者もこれと同じ権利が与えられるとのことです。

トランプ大統領は100万件以上の販売を見込んでいるとし、その上で「彼らは多くのお金を使い、多額の税金を支払い、多くの人を雇用するだろう。われわれはこれが大成功すると考えている」と述べ、歳入の増加と雇用の創出につながるとの考えを強調しました。

また、記者団からロシアの富裕層「オリガルヒ」たちがゴールドカードを購入することは可能かと問われると、「可能性はある。私はロシアのオリガルヒの中にはとてもよい人たちがいることを知っている」と述べ、排除しない考えを示しました。

こうして、アメリカにさらに多くの富裕層を呼び込むことで、彼らが永住権を取得するとともに、高級物件の購入も進むと見込まれています。

トランプ大統領は、一族で不動産事業を手掛け、特に高級住宅や商業ビルを数多く所有しているため、ゴールドカードの発行はトランプ一族の利益をさらに拡大させるとともに、彼らと関係の深いユダヤ人の移住を促す狙いもあると考えられます。

◯Yahoo!ニュースコメント欄

一部の特権階級のみならず、すべての人々が幸福になる政治が全世界で行われますことを心から祈ります。

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