【崖っぷちの孫正義】ソフトバンクGなどが出資の水産テクノロジー新興企業『イーフィッシャリー』が売上高を約6億ドル(約930億円)水増ししていたことが判明 出資企業の回収見込みが1割未満に

【崖っぷちの孫正義】ソフトバンクGなどが出資の水産テクノロジー新興企業『イーフィッシャリー』が売上高を約6億ドル(約930億円)水増ししていたことが判明 出資企業の回収見込みが1割未満に

ソフトバンクグループなどが出資する「イーフィッシャリー」が、数年にわたって売上高と利益を大幅に水増ししていたことが判明しました。

イーフィッシャリーは、インドネシアの水産テクノロジー企業で、魚やエビの養殖業者向けにスマート給餌機やエサを提供し、水産物の買い取り・販売も行っています。

同社はインドネシアのスタートアップ業界を代表する企業とされ、ソフトバンクグループやシンガポール政府系ファンドのテマセク・ホールディングスなどから出資を受けています。

過去の資金調達では、アラブの王族で、アブダビ投資庁の会長を務めるシェイク・タフヌーン・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーンからも支援を受け、評価額は14億ドル(約2160億円)に達していました。

しかし、イーフィッシャリーの会計が正確ではないとの内部告発があり、調査を実施したとろ、2024年1月から9月の間に6億ドル(約930億円)ほど売上高を水増ししていたことが判明しました。

具体的には、投資家に対し7億5200万ドル(約1160億円)の売上高と1600万ドル(約25億円)の利益を報告していましたが、実際には1億5700万ドル(約240億円)の売上高と3540万ドル(約55億円)の損失を計上していたとのことです。

つまり、報告された数字の75%余りが虚偽だったというわけで、これを受け、共同創業者でCEOのギブラン・フザイファが解任される運びとなりました。

インドネシアのコンサルティング会社は、「イーフィッシャリーのビジネスはこのままの形では存続不能だ」と指摘しており、出資企業が回収できそうな投資額は、1ドル当たり10セントを下回ると見ています。

現在、ソフトバンクグループは、19兆円を超える有利子負債を抱え、新たな借り入れをしてはスタートアップに投資するということを繰り返していますが、孫正義も昨年の株主総会で、「私は借金が得意、いや好きだ。借金大魔王だが、借り入れは成長のための糧だと考えている」などと話し、山のように積み上がった負債を正当化しています。

孫正義の目利きはかつて「千里眼」と称されていましたが、WeWorkやOYOに加え、イーフィッシャリーでも失敗がつづき、ギャンブルのような投資を繰り返す彼の姿勢に、市場からはますます厳しい視線を向けられています。

◯ソフトバンクG「誤算続くインドOYO」視界はなお不良

人々を欺くことも厭わず、欲望のままに私利私欲を追求する悪人たちがこの地上から一掃されますことを心から祈ります。

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