【能登地震】42の工事で『入札不調』、未だ復興進まず

【能登地震】42の工事で『入札不調』、未だ復興進まず

能登半島地震の被災地で、復興関連の公共工事が「入札不調」となったケースが少なくとも42件発生していたことが判明しました。

NHKの取材によると、奥能登地域の4市町で業者の不参加や入札価格の超過により、先月30日時点で少なくとも42件の工事が「入札不調」となり、このうち21件は依然として施工業者が決まっていないとのことです。

21件の工事には、保育園の修繕や主要幹線道路「のと里山海道」の復旧などが含まれ、工事の遅延で住民の生活にも大きな影響を及ぼしています。

珠洲市の「みさき保育園」は、地震で建物のドアや壁などが壊れる被害が出たため1年余り休園しています。

現在は14人の園児が8キロほど離れた市の中心部にある保育園に通っていますが、保護者や地域の住民などからは、「みさき保育園」のできるだけ早い再開を求める声が出ています。

珠洲市では、地震発生前まで公共工事の「入札不調」はほとんど発生していませんでしたが、被災による技術者の退職や受注可能な工事の減少に加え、地理的にも金沢市などから遠く、人手や資材の確保が難しい状況となっていると見られています。

また、大阪万博の会場建設工事のため、多くの業者と資材が関西に集中し、能登地域の復興に支障をきたしている可能性も考えられます。

能登半島では、この数年の間だけでも「人工地震」が無数に発生しており、せっかく復興しても再び被害を受けるといった状況が続き、住民の流出に歯止めがかからない状況となっています。

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2024年1月1日に発生した能登地震の波形図

人工地震は、住民から土地を強奪することが目的であることが既に明らかになっていますが、こうして工事が進まない状況を作り出しているのも、できるだけ多くの住民を能登から追い出すためではないかと考えられます。

卑劣な破壊工作が終息し、すべての人々が不安なく安全に暮らせる環境が整えられますことを心から祈ります。

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