【大阪万博】入場券の販売数、目標の半分止まり 開幕まで残り3カ月を切る 関係者は危機感をあらわに

【大阪万博】入場券の販売数、目標の半分止まり 開幕まで残り3カ月を切る 関係者は危機感をあらわに

大阪万博の開幕まで3カ月を切る中、前売り券の販売枚数が目標の約半分にとどまっていることが分かりました。

万博協会は2300万枚の入場券販売を計画しており、そのうち1400万枚を前売りで販売する目標を掲げていますが、1月8日時点の販売実績は約751万枚で目標の53%にとどまっています。

しかも、そのほとんどが企業による購入とみられ、赤字を回避するには全体の約8割にあたる1840万枚を販売する必要があるとのことです。

この状況を受け、大阪府の吉村知事は、赤字が発生した場合の対応について「国、府・市、経済界の3者で協議するというのが現時点での結論ですが、そうならないように努めていきたい」と述べました。

また、関西経済連合会の松本正義会長は、経済人らの集いで「赤字になったらどうにもならん。チケットを買っていない方は、明日にでもコンビニでもどこでも買っていただきたい」と呼びかけ、危機感を露わにしています。

三菱総合研究所が昨年の秋に実施した調査では、「大阪万博に行きたい」と答えた人が24%にとどまり、最も高い京阪神圏でも36.3%という結果となっています。

こうした中、企業が購入した入場券が企業関係者や株主に配布されていると見られ、ネット上では「最近、株主に配る会社多いよ。声かかってたけどただでも行かないので、断った」「今に企業のタダ券が 大量に出るので行きたい人も個人では絶対買ったらあかんね」「おかげでうちは4人分のタダ券あります。 私は行きませんが」「協賛企業に売りつけた前売り券はチケットセンターで売られています」といったコメントが数多く投稿されています。

民意を反映した、国民にとって真に益となる行政が行われますことを心から祈ります。

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