アメリカ政府は3日、北京を拠点とするサイバーセキュリティ企業「永信至誠科技集団」が、中国政府の指示を受けて重要インフラを標的とするハッキングに関与したとして、制裁を科したと発表しました。

具体的には、同社のアメリカ国内における資産の凍結や、アメリカの企業との取引禁止などが含まれています。

米、中国のサイバー企業に制裁　ハッキングに関与https://t.co/eXtBPklbnv

中国政府が支援するハッカー組織フラックス・タイフーンの工作員を雇っているとした。

— 産経ニュース (@Sankei_news) January 3, 2025

The U.S. Department of State and the U.S. Treasury’s Office of Foreign Asset Control (OFAC) have announced sanctions against Integrity Tech, a Chinese-backed cybersecurity firm, due to the role that the firm played in a number of malicious cyberattacks against the U.S.… pic.twitter.com/6IBuIlpVGY

— OSINTdefender (@sentdefender) January 3, 2025

2022年から2023年にかけて、「フラックス・タイフーン」と呼ばれるハッカー集団が、アメリカや欧州諸国の重要インフラを標的としたスパイ活動を行っていたことが明らかになり、その活動には、「永信至誠科技集団」の設備が利用されていたことが判明しています。

アメリカ政府は、「フラックス・タイフーン」の活動が中国政府、特に国家安全部の支援を受けている可能性が高いと指摘しており、ネットワークの監視強化やサイバー防衛体制の拡充、同盟国との情報共有を進めています。

スパイ工作を繰り返す悪なる中国人たちが一掃され、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。

◯アメリカ上院情報委員長が「中国スパイ活動は米史上最悪」と指摘　ハッカー集団により、数百万人分の電話やテキストメッセージが傍受の恐れ

◯官公庁や全国自治体の重要書類作成を請け負う『イセトー』、ハッカー攻撃で150万近くの個人情報が漏洩　京都、徳島、和歌山などの自治体でも相次ぐ

◯中国人民解放軍のハッカーが2020年に日本の防衛省の機密情報にアクセスしたと米紙が報道　当時の防衛大臣『河野太郎』はこの件について「防衛省に聞いてください」と知らん顔