都庁前で実施されている「食料配布会」の利用者が年々増加し、今年は毎週700～800人ほどが集まり、2014年の開始以来、過去最多を更新しました。
食料配布に700人超が列、東京 － 通年で最多、生活苦は深刻https://t.co/aLgRq2lW0b
— 共同通信公式 (@kyodo_official) December 28, 2024
28日にはNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」などが年内最後の食料配布を行い、725人がレトルト食品やミカンを受け取りました。
配布会に並んでいた都内の女性（69）は、派遣で販売のアルバイトをしているものの、物価高騰前と給料は変わらず、年齢などの問題もありここ2カ月は仕事自体がなくなり、「公共料金も値上がりし、生活は厳しい」と嘆いていたとのことです。
本日(12/28)の新宿都庁下での食料品配布＆相談会では、725名に食料品をお渡しし、相談は53件でした。
モスバーガーさんのご厚意で、モスチキンをみなさまに提供できました！
土曜の都庁下での活動は年内最後ですが、もやいではチャット相談など年内もまだ活動が続きます。 pic.twitter.com/HJNT9kfcak
— 大西連 (@ohnishiren) December 28, 2024
もやいの大西連理事長は、収入や年金が物価高に追いついておらず、家を持ち、仕事に就いていたとしても生活が苦しい人が多いと話しています。
また、行政の支援が「住民税非課税世帯」を中心としている点にも触れ、それ以外の低所得者層にも支援が必要だと訴えました。
不条理な社会制度がすべて是正され、誰もが幸福に生きられる社会となりますことを心から祈ります。
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