中国の警察当局が、ミャンマー側との協力で、ミャンマー北部の特殊詐欺の拠点を摘発し、5万人以上の中国人を拘束したことを明らかにしました。
【東南アジア特殊詐欺拠点】ミャンマーで中国公安が中国人763名を含む1079名を特殊詐欺容疑で逮捕pic.twitter.com/LZVplMXS5x
— 保守速報 (@hoshusokuhou) November 25, 2024
現在、ミャンマーでは実権を握る国軍側と、少数民族の武装勢力との対立によって、不安定な情勢が続いています。
こうした中、中国などの犯罪組織が、中央の統治が及ばないミャンマーの事情につけ込んで特殊詐欺の拠点を設け、偽の求人で集めた人々を監禁、「奴隷」としてハッキングやロマンス詐欺に従事させ、反抗すれば拷問するといった行為を繰り返しています。
ミャンマーを拠点とする犯罪組織は、中国人もターゲットにしており、中国における被害規模は2020年だけで870万人、1876億元(約3兆円)に上ったとのことです。
◯中国で急増するネット詐欺 2020年は36万人逮捕で被害は3兆円弱
また中国政府の発表によると、ネット詐欺で実際に金銭などを騙し取られたことがある消費者は、全体の23%を占めているとのことで、こうした状況を問題視した中国当局が、昨年から本格的な摘発に乗り出していました。
全ての犯罪組織が厳しく取り締まられ、誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。
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