今回の衆院選で、党本部が自民党から公認されなかった候補者に対し、それぞれ2000万円を支給していたことが判明し、批判が殺到しています。
これだね。非公認の裏金議員に自民党本部が2000万円の「裏金」を振り込んだ通知書。本当にオイオイだね。 pic.twitter.com/tuPi7SZrHz
— ジャーナリスト 田中稔 (@minorucchu) October 23, 2024
今回の衆院選では、政治資金収支報告書に収入を記載していなかった自民党の前議員10人が非公認とされ、無所属で出馬しています。
しかし、しんぶん赤旗の報道によると、非公認となった候補者が代表を務める政党支部に対し、党本部が選挙の公示後に、支部に対する政党交付金として2000万円を支給していたとのことです。
これは裏金議員を事実上「裏公認」したにも等しいと言える行為で、自民党の森山幹事長は「政党支部に対して、党の組織として、しっかり党勢拡大のための活動をしていただきたいという趣旨で、党勢拡大のための活動費として支給したものだ。候補者に支給したものではない」などと苦しい弁明をしました。
さらに石破総理も、「政党支部に出しているのであって、非公認候補に出しているのではない」とした上で、「報道に誠に憤りを覚える」「報道、偏った見方に負けるわけにはいかない」と述べました。
しかし、こうした言い分で国民が納得するはずもなく、ネット上では「この2000万円こそ、裏からこっそり渡している、まさしく『裏金』ではないか」「『突然の非公認で大変です!』とか言ってた奴らは何だった訳? 裏で金もらってんじゃん」「ほんとどこまでいっても金金金」「国家的詐欺だよ、国民の税金で」といった批判が殺到しています。
国民を裏切りつづける政治家たちが一掃され、クリーンかつ公正な政治が行われますことを心から祈ります。
◯【自民党】裏金議員46人が立候補、うち34人を党が公認 非公認の議員も自民の地方支部や公明党が公認するという欺瞞
◯【小泉進次郎】選対委員長として「裏金議員は非公認」との方針を示しながら、自らも裏金問題で刑事告発される 総額約738万円を政治資金収支報告書に不記載
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