豊洲こども食堂、ラジオ体操に参加した子どもにパンと飲み物を配布する活動を開始「かつて経済大国と呼ばれた国の現在の姿」「こんなに貧しい国になってしまったのか」

豊洲こども食堂、ラジオ体操に参加した子どもにパンと飲み物を配布する活動を開始「かつて経済大国と呼ばれた国の現在の姿」「こんなに貧しい国になってしまったのか」

東京都・江東区の「豊洲こども食堂」が、夏休み中に家庭で十分な食事を取れない子供たちを支援するため、ラジオ体操に参加した小学生らにパンと飲み物を配布する活動を始めました。

豊洲こども食堂は、8月24日までの平日限定で、総菜パンと菓子パンの計2個とジュースや豆乳などの飲み物を、1日約60セット用意し、子供たちへの配布を行うとしています。

豊洲こども食堂はこれまで、夏休み中の支援として日中に弁当の配布などを行なってきましたが、「生活リズムが崩れやすい夏休みも、しっかりと朝食を取って一日をスタートさせてほしい」との思いから、今年は初めてラジオ体操の開催を決めたそうです。

食料の購入費には、こども家庭庁の「ひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業」の補助金を活用しているとのことです。

代表の森生ゆり子さんによると、物価高騰の影響で「家賃が払えない」「子供の食事に困っている」などの相談が保護者から数多く寄せられているとのことで、「1食分でも助けになれば。平等に配るので来たいときに来てほしい」と話しています。

この取り組みを受け、「他の子と繋がる機会にもなるので、良い取り組み」と賛同する声が多数上がっているものの、一方で「かつて経済大国と呼ばれた国の現在の姿。すごいところに行きついたと思う」「こんなに貧しい国になってしまったのか」と日本の衰退を憂うコメントも次々と投稿されています。

認定NPO法人・キッズドアによる調査では、1カ月の食費について、1人あたり1万円未満(1人1食110円程度)で生活している家庭が、2人家庭で35%、3人家族では44%を占め、子供のいる家庭の貧困化が顕著になっています。

子供たちが将来に希望を持って生きられる明るい社会となりますことを心から祈ります。

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