二階俊博が、14日夜に放送されたNHKスペシャル番組のインタビューで、幹事長時代に自民党から受け取った約50億円もの「政策活動費」の使途について問われた際、「誰一人として怒ってくる人はいない」などと怒りを露わにして反論し、批判が殺到しています。
二階俊博が「1回の選挙に10億円以上の金を使った」と 開き直ってるが、無税でそれだけのカネを自由にバラ撒けるんだから 自民党が選挙に強いのは当たり前だろう。 完全に有権者買収。 挙句の果てには検察までも「女性初の検事総長」というエサで買収し、裏金議員 全員不起訴。 pic.twitter.com/PLU6MIGP47
— 桃太郎+ (@momotro018) July 15, 2024
NHKスペシャル番組「永田町“政治とカネ”の攻防 〜改革のゆくえは〜」では、ニュースウオッチ9の広内キャスターが、岸田総理や与野党の幹部らにインタビューを行う様子が放送されました。
二階俊博は、広内キャスターから「50億円もの政策活動費が支給されていたと、これほどの額をどういったことに使ったのでしょうか?」と問われ、「チッ」と舌打ちをした後に「私は5年2ヶ月幹事長をやっているからね。そのトータルを言ってるんでしょうがよ。誰一人として『お前、50億もカネ使って』と怒ってくる人は誰もいないよ」と怒った様子で返答。
続けて、「1回の選挙には、10億以上のカネを・・・・」と言いかけた後、「私が幹事長のときよりも、たくさんカネを必要とした時期がありますね」と、終始ふてぶてしい態度で語りました。
この一連の発言を受け、「怒られないから・・・子供の言い訳を聞いた感覚を覚える。ならば、やはり検察庁国税庁ともに法に則り取り締まりをすべきだった」といった批判の声や、政策活動費を選挙買収に用いたのではないかと疑う声がネット上では殺到しています。
税金を私物化し、不正行為を繰り返す政治家たちが全て厳正に裁かれ、国民にとって真に益となる真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
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◯【批判殺到】岸田総理、二階俊博に支給された『政策活動費』50億円が適切に使用されたか確認することを拒否「確認するまでもなく、適切に使用されているものと認識している」
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