【静岡】抗がん剤誤投与で乳児が死亡 年間2000人以上の子供が癌利権の餌食に

静岡県立こども病院は16日、乳児急性白血病で入院していた生後3カ月の乳児に、抗がん剤の種類を誤って投与し、死亡させる医療事故があったと発表しました。 同病院によると、2020年12月に入院した乳児に対し、翌1月に集中治療室で4種類の抗がん剤を投与する処置を行なったそうですが、その際に静脈に注射すべき薬剤を、医師が誤って背骨に囲まれた「髄腔」に注射したとのことです。 その後、乳児は呼吸困難になり、病状が悪化して10ヶ月後の2021年11月に死亡しました。 記者会見した坂本喜三郎院長は「本当に申し訳なく、心からお詫びしたい。二度と起こさないよう全職員一丸となって対応する」と述べました。 こうした医療ミスは決して許されることではありません…