【ドイツ】性別変更手続きを簡易化する法案を可決 理由や診断書は不要 戸籍役場で登録申請を行うだけで法律上の性別が変更可能に

ドイツ議会は12日、トランスジェンダーが戸籍上の性別を自己申告で変更できる「自己決定法案」を可決しました。 ドイツではこれまで、性別を変更するには、心理療法士など専門家の診断書を裁判所に提出する必要がありましたが、今後はこうした手続きが廃止され、地元の戸籍役場で簡単な登録申請を行うだけで変更できるようになります。 14歳未満の性別変更は、カウンセリングを経て保護者が申請書を提出することで可能となり、14歳以上であればカウンセリングを受けた後、自身の判断で変更できるそうです。 欧州ではドイツに先立ち、ベルギー・スペイン・アイルランド・ルクセンブルク・デンマークも法律上の性別変更を簡易化する法案を可決しています。 これを受け、日本のネッ…