【高知地方裁判所】四万十川沿いで計画中のメガソーラー発電所の建設を認めない判決「水害の危険性がある」

高知地方裁判所は23日、四万十川沿いで計画されていたメガソーラー発電所の建設について、「水害の危険性がある」などとして、建設を認めない判決を下しました。 3年前、東京の建設会社などが四万十川沿いの8万3000平方メートル余りの土地にメガソーラー発電所を建設する計画を立ち上げましたが、四万十市は過去に発生した水害などを踏まえて建設を許可しませんでした。 これを受け、建設計画を立ち上げた事業者2社は、四万十市が不許可との判断を下したのは不当だと主張、処分の取り消しを求める訴訟を起こしていました。 しかし、佐々木隆憲裁判長は23日の判決で、「市の判断に裁量の逸脱や乱用は認められない」として事業者側の請求を棄却しました。 佐々木裁判長は「戦…