昨年度予算の『繰越金』が17兆9528億円もあることが判明 過去3番目の規模 もはや増税の必要なし

財務省は、昨年度(令和4年度)の決算を公表し、事業が執行されずに繰り越された「繰越金」が17兆9528億円に上ることを明らかにし、波紋を呼んでいます。 昨年度の一般会計の税収は、約71兆1373億円と過去最高を更新しましたが、繰越金も過去3番目の規模となりました。 項目別では、公共事業が3兆8721億円と最も多く、次いでガソリンなど燃料の高騰対策が3兆222億円、電気代、ガス代の高騰対策が2兆5347億円、コロナ対応の地方自治体への臨時交付金が2兆3946億円などとなっています。 国の予算については、年度内に使い切る「単年度主義」が原則となっていますが、こうして巨額の繰り越しが発生しているため、ネット上では「17兆円余るほど税金をむ…