【森友文書改ざん問題】懲戒処分を受けた「美並義人」が日本郵便に天下り 選挙のどさくさに紛れて専務執行役員に就任

【森友文書改ざん問題】懲戒処分を受けた「美並義人」が日本郵便に天下り 選挙のどさくさに紛れて専務執行役員に就任

学校法人森友学園をめぐり、財務省近畿財務局の職員らが公文書を改ざんした事件で、当時の近畿財務局長だった美並義人(みなみよしと)が11月1日付で日本郵便の専務執行役員に就任しました。

美並義人は、文書改ざん問題で監督責任を問われ、2018年6月に戒告の懲戒処分を受けた後、東京国税局長などを経て、今年7月に定年退職していましたが、衆院選のどさくさに紛れて日本郵便に天下りしました。

日本郵政の増田寛也社長は、10月29日の記者会見で「文書改ざんが起きていることは知らずに、監督責任で処分されたと理解している」などと説明した上で、「非常に実力のある人間。活躍してもらいたいという思いでスカウトした。本人も深く反省しており、挽回してほしい」と述べました。

“非常に実力のある人間”というのは、あくまで悪徳政治家たちにとって“都合の良い人材”ということであり、私たち国民からすれば、安倍晋三や麻生太郎と結託して不正を働いた上、赤木俊夫さんを自殺に追いやった極悪人でしかありません。

美並義人は本来、部下たちを守るべき立場にあったにもかかわらず、財務省に忖度し、部下たちに不正を働かせてきた人物ですから、厳しく処罰されて然るべきです。

このように不正を働く極悪人たちが一人残らず厳正な裁きを受け、この世から不条理がなくなることを心から祈ります。

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