
日本を出国する際に支払う「国際観光旅客税(出国税)」について、政府が来年度中に現在の1000円から3000円以上へ引き上げる方向で検討していることが分かりました。
【政府 出国税の引き上げを検討】https://t.co/SuewgnvUNV
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 11, 2025
出国税は2019年に導入された制度で、日本人、外国人を問わず1人1000円が徴収され、航空機や船のチケット代金に上乗せされる仕組みとなっています。
政府は、この出国税を3000円に引き上げる案に加え、ビジネスクラス以上を利用する人については、周知期間などを踏まえた上で5000円とする案も示しています。
2023年度の税収は399億円でしたが、政府は引き上げによって税収をさらに増やし、オーバーツーリズム対策の強化に充てたい考えです。
ただし、国際ルールでは「税の対象を国籍で差別しない」と定められているため、出国税は外国人だけでなく、仕事や旅行で海外へ向かう日本人も対象になります。
◯日本人の負担増も…“出国税”3倍に引き上げ検討 増収分はオーバーツーリズム対策などに 「日本出ない…」観光に影響は?
出国税の引き上げの影響で、日本人の旅行控えにつながる可能性も懸念されていることから、政府は対策として、増収分の一部を活用し、パスポートの発行手数料を大幅に引き下げる案も検討しているとのことです。
こうした政府の方針を受け、大阪府の吉村洋文知事は歓迎の姿勢を示し、「現行の3倍、5倍と増やし、増収分をオーバーツーリズム対策に充てるべきだ」と述べました。
吉村知事、出国税「5倍に」 国主導の観光公害対策要望https://t.co/Q4EQwj8c5H
大阪府の吉村洋文知事は12日の記者会見で、出国税引き上げの調整に入った政府方針を歓迎した。「現行の3倍、5倍と増やし、増収分をオーバーツーリズム(観光公害)対策に充てるべきだ」と述べた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 12, 2025
一方、ネット上ではこうした政府の動きに対し、「出国税を日本人から取るのもおかしくね?」「免税やめて、入国税取れば済む話だろ?」「入国税もいいと思うけど、免税制度なくしたらどうなんだろ?日本人だけバカみたいに税金取られ、外国人が取られないのはおかしいでしょ」「マナー違反や環境破壊、犯罪を防ぐためにも入国へのハードルは必要。 出国税ではそのまま日本にいることを助長する。 犯罪歴などの情報管理も含めてルール化、罰則化した方がいい」といった批判や疑問の声が殺到しています。



国民の幸福につながる政治が行われますことを心から祈ります。
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