
国際オリンピック委員会(IOC)が、トランスジェンダー選手の女子競技への参加を禁止する方向で検討していることが分かりました。
トランスジェンダー選手、オリンピック禁止か IOC検討と英報道https://t.co/pYuWoMlpOg
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 11, 2025
IOCは、これまで男性として生まれながら女性を自認する「トランス女性」について、男性ホルモンの一種であるテストステロンの値を一定基準以下に抑えることを条件に、女子競技への参加を認めるかどうかの最終判断を各競技団体に委ねてきました。
しかし、昨年行われたパリ五輪では、男性の染色体を持つイマネ・ケリフ選手が女子ボクシング66キロ級で優勝し、対戦相手や世界中の選手から「公平性を欠く」との批判が相次ぎました。
◯【パリ五輪】ボクシング女子・66キロ級の準々決勝で、男性の性染色体を持つイマネ・ケリフがハンガリーの選手に5-0で判定勝ち ハンガリーがIOCに抗議しても反応なし
◯【パリ・パラリンピック】女子陸上競技に「心は女」と自称するトランスジェンダー選手が出場することが判明し、批判殺到
英メディアのタイムズは、ミラノ・コルティナで冬季オリンピックが開催される来年初めにも正式な発表が行われる見通しだと報じ、BBCも来年中に禁止措置が導入される可能性が高いと見ています。
IOC側は「議論は継続中で、現時点では最終的な決定は下されていない」とコメントしていますが、医科学委員会の会合では、「生物学的に男性として生まれた選手が男性ホルモンのテストステロン値を低下させる治療を受けても身体的優位性は残る」との科学的根拠が専門家から示されたとのことです。
また、アメリカでは既に2028年に開催予定のロサンゼルスオリンピックに向け、女性を自認するトランスジェンダーの出場を禁じる大統領令が発令されています。
◯【トランプ大統領】トランスジェンダーが女子競技に参加することを禁じる大統領令に署名 日本オリピック委員会は『深い懸念』を表明
あらゆる不正や不条理が排除され、真の平等の下でスポーツ競技が行われますことを心から祈ります。
◯【多様性とは?】「心は女」と自称するトランスジェンダーが、女性競技に次々と参加、女性の活躍の場を奪い、女性選手が引退、大怪我をするなど、深刻な事態が全世界で相次ぐ
◯【パリ五輪】ボクシング女子、男性の染色体を持つ選手2名が圧勝で決勝進出 対戦相手はリング上で『Xポーズ』で抗議行動 決勝戦は男子どうしの対決に
◯【米ボクシング連盟】「心は女」と自称するトランスジェンダー選手が女子選手と戦うことを許可、批判殺到「女性が殺されなければ目を覚まさないのか」

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