アメリカ国防総省、スペースXにミサイルなどを追跡する人工衛星の開発を依頼する契約を20億ドル(約3000億円)で検討 イーロン・マスク「トランプは邪悪じゃない」

アメリカ国防総省、スペースXにミサイルなどを追跡する人工衛星の開発を依頼する契約を20億ドル(約3000億円)で検討 イーロン・マスク「トランプは邪悪じゃない」

アメリカ国防総省が、イーロン・マスク率いる「スペースX」におよそ20億ドル(約3000億円)の予算を投じ、ミサイルなどを追跡する人工衛星の開発の依頼を検討していることが分かりました。

これは、トランプ大統領が今年5月に打ち出した「ゴールデンドーム」と呼ばれる構想の一環で、「完成後は地球の反対側や宇宙から発射されたミサイルでも迎撃できる」「史上最高のシステムを構築する」と説明していました。

人工衛星の開発費用は、7月に成立した減税・歳出法「OBBB法」に盛り込まれており、国防総省は今後、600基を超える衛星の打ち上げを計画しているとのことです。

◯トランプ氏「ゴールデンドーム」構想発表 「史上最高」ミサイル防衛

現在、スペースXはアメリカ政府に衛星通信サービス「スターシールド」を提供しているほか、再利用可能なロケットの開発や、国際宇宙ステーションへの補給任務なども担っています。

同社のイーロン・マスクCEOは、トランプ大統領が主導した法案をめぐって激しく対立し、「私がいなければ大統領選で負けていた」「恩知らずだ」などと強く批判し、自ら新党を結成するとまで話していました。

◯トランプ大統領とイーロン・マスクが巨額歳出法案をめぐり決裂、非難の応酬 トランプ「彼は正気じゃなくなった」イーロン「トランプはエプスタイン・ファイルに含まれている」

◯【トランプ大統領】イーロン・マスクの国外追放を検討「イーロンはもっと多くのものを失う可能性がある」

ところが、現在は態度を一変させ、ジョー・ローガンのポッドキャストに出演した際、「いまだにトランプのことを悪魔のように思っている人がいる。でも彼は完璧ではないが、邪悪ではない。トランプは邪悪じゃない。私は彼と多くの時間を過ごしたが、彼はその時代が生んだ人間にすぎない。だが、邪悪ではないんだ」と話しています。

人々を幸福にする真に有益な政治が、世界各国で行われますことを心から祈ります。

◯イーロン・マスクが過去に「世界は平らで、天蓋を越えられない!誰かSpaceX買いたい人いない?」と投稿していたことが判明 

◯【NASA】職員の約8割にあたる1万5094人が一時休職 政府予算の失効により “宇宙詐欺”に対する裁きか?

◯米陪審、テスラ社の運転支援システム『オートパイロット』の欠陥を認め、2億4300万ドル(約360億円)の賠償支払いを命じる イーロン・マスクは控訴の方針

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment