
アメリカ国防総省が、イーロン・マスク率いる「スペースX」におよそ20億ドル(約3000億円)の予算を投じ、ミサイルなどを追跡する人工衛星の開発の依頼を検討していることが分かりました。
米国防総省がスペースXに20億ドル、衛星開発を依頼へ 米紙報道https://t.co/nQPJWIqINo
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 31, 2025
これは、トランプ大統領が今年5月に打ち出した「ゴールデンドーム」と呼ばれる構想の一環で、「完成後は地球の反対側や宇宙から発射されたミサイルでも迎撃できる」「史上最高のシステムを構築する」と説明していました。
人工衛星の開発費用は、7月に成立した減税・歳出法「OBBB法」に盛り込まれており、国防総省は今後、600基を超える衛星の打ち上げを計画しているとのことです。
◯トランプ氏「ゴールデンドーム」構想発表 「史上最高」ミサイル防衛
現在、スペースXはアメリカ政府に衛星通信サービス「スターシールド」を提供しているほか、再利用可能なロケットの開発や、国際宇宙ステーションへの補給任務なども担っています。
同社のイーロン・マスクCEOは、トランプ大統領が主導した法案をめぐって激しく対立し、「私がいなければ大統領選で負けていた」「恩知らずだ」などと強く批判し、自ら新党を結成するとまで話していました。
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ところが、現在は態度を一変させ、ジョー・ローガンのポッドキャストに出演した際、「いまだにトランプのことを悪魔のように思っている人がいる。でも彼は完璧ではないが、邪悪ではない。トランプは邪悪じゃない。私は彼と多くの時間を過ごしたが、彼はその時代が生んだ人間にすぎない。だが、邪悪ではないんだ」と話しています。
🚨NEW: @elonmusk: "Some people still think Trump is like the devil basically. He’s not perfect, but he’s not evil. Trump is not evil. I spent a lot of time with him — and he’s a product of his time — but he is not evil."
ROGAN: "I don’t think he’s evil either."@DailyCaller pic.twitter.com/nuolp5vu2H
— Jason Cohen 🇺🇸 (@JasonJournoDC) October 31, 2025
人々を幸福にする真に有益な政治が、世界各国で行われますことを心から祈ります。
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