【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.22 – 大本教の教祖・出口王任三郎と政府の戦いは、まさに秦氏と出雲族の戦いだった!!

【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.22 – 大本教の教祖・出口王任三郎と政府の戦いは、まさに秦氏と出雲族の戦いだった!!

前回と前々回の記事では、出口王仁三郎について書きました。

○【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.20 – 出口王任三郎と麻原彰晃は血縁関係にあった可能性大!! 「オウム真理教」は「大本教」の二番煎じだった

○【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.21 – 出口王任三郎が崇める国常立尊も、日本政府が崇める天照大神も、旧約聖書に登場するサタンだった!!

第一次大本事件の後、出口王仁三郎は大本教の新しい経典『霊界物語』の執筆に着手しています。

○霊界物語-Wikipedia

霊界物語成立の背景として、第一次大本事件により、それまでの経典であった『大本神諭』が発禁になったため、新たな経典を作成する必要があったことと、必ず起こると信じられていた大正維新による立て替えが起こらなかったことにより、浅野和三郎をはじめとする知識人たちが教団を去ったため、新たな信者を獲得する必要があったことが挙げられます。

また、獲得した信者に対し『自分(王仁三郎)が世界を救う救世主だ』と宣言する狙いもあったようです。

悪魔崇拝者なんかに救ってもらわなくて結構ですが。

1928(昭和3)年3月3日、出口王仁三郎は56才7ヶ月になりました。

これを記念して、大本教は『みろく大祭』を行いました。

○みろく大祭

弥勒菩薩(マイトレーヤ)とは、釈迦の次に現れる未来仏のことを言うそうです。

弥勒菩薩-Wikipedia

56億7千万年から数字を取って、『五六七』を『みろく』と読んでいるのでしょう。

少し話はそれますが、以前の記事で大本教とオウム真理教の関連について書きました。

○【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.20 – 出口王任三郎と麻原彰晃は血縁関係にあった可能性大!! 「オウム真理教」は「大本教」の二番煎じだった

オウム真理教は、麻原彰晃が逮捕された後、Aleph(アレフ)と改称しました。

○Aleph(宗教団体)-Wikipedia

Alephの代表には当初、村岡達子が就きましたが、ほどなく上祐史浩が新代表の座に就きました。

『なぜ上祐が代表に?』と、当時は思いましたが、上祐のオウム真理教での名前(ホーリーネーム)が『マイトレーヤ』だったのです。

○上祐史浩-Wikipedia

『Aleph』への改称は麻原が逮捕される前から決まっていたそうですので、マイトレーヤ(弥勒菩薩)の名を持つ上祐が、麻原が逮捕された後に代表に就任するのも決定事項だったのでしょう。

ただ、代表就任後は信者たちの不満が顕在化し、上祐は失脚・脱会し、『ひかりの輪』を設立しました。

悪なる目論みはうまくいった試しがありません。

話を大本教に戻します。

前述の「みろく大祭」で、出口王仁三郎は歌を詠みました。

王仁三郎に弥勒如来がのりうつり、『釈迦の跡を継ぐ弥勒菩薩として人々を救う働きをする』と宣言したのです。

しかし、『仏教の開祖である釈迦は、悪魔崇拝者である』と、RAPTブログで既に暴かれています。

○偶像崇拝を強要し、輪廻転生はあると嘘をついた「釈迦」は、悪魔崇拝者だったのか。

○やはり「釈迦」は紛れもない悪魔崇拝者でした。その確固たる証拠をお見せします。

悪魔崇拝者なんかに人々を救えるはずがありません。

それに王仁三郎は、出口なおが存命のときは、『なおには艮の金神(国常立尊)がかかり、自分(王仁三郎)には坤の金神(豊国姫命)がかかっている』と言っていました。

坤の金神(神道)から弥勒菩薩(仏教)に鞍替えですか?

なんとも節操のない男です。

神仏習合だとでも言うのでしょうか。

確かに、どちらも悪魔教ですから似たようなものですが。

実は、王仁三郎や一部の役員たちは、密かにあることを期待していました。

それは、『大本教が公認宗教となって文部省宗教局の監督下に入ること』でした。

当時、非公認の宗教は厳しい監視と弾圧を受けていたそうです。

王仁三郎たちは、『みろく大祭の日に、大本教が公認宗教として認可される奇跡が起きるのではないか』と期待していたようです。

しかし、大本教が公認されることはありませんでした。

その後、大本教は布教活動を活発化し、勢力拡大を目指しました。

国内はもちろん、布教先は海外にも至りました。

1929年には、前回の記事でも書いた中国の新興宗教である道院・世界紅卍字会と一体的関係になり、ともに満州に布教活動に出向いています。

その2年後に満州事変勃発。

このとき、大本教は六か条の通達を出しました。

○大本本部の指導態度

必要に応じて満州の占拠を認める方針を示した出口王仁三郎は、満州を治めるために「愛新覚羅溥儀」の擁立を目論んでいました。

○宣統帝問題

これに先立ち、王仁三郎は川島浪速・芳子親子に秘密裡に会いに行きました。

○川島浪速-Wikipedia

私は知りませんでしたが、満州と蒙古を独立させる『満蒙独立運動』という謀略工作が二度も行われており、川島浪速はその中心人物だったのです。

王仁三郎は川島浪速に、今後の満州国の運営などについて相談しに行ったのでしょう。

○満蒙独立運動

川島浪速の養子、川島芳子は、本名を『愛新覺羅顯㺭』と言います。

○川島芳子-Wikipedia

名前から推察されるとおり、清朝皇室の一族です。

川島芳子は、以前の記事で書いた「笹川良一」との交際が噂されたこともあったそうです。

○【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.17 – 群馬人脈の最重要人物・笹川良一 中国共産党と結託し、日本にユダヤ人国家の建国を目論む

上記リンク先でも少し触れていましたが、こうして見ると「笹川良一」が「愛新覚羅溥儀」との会見に成功したのも、全ては出来レースだったわけですね。

みんな裏で繋がっていたわけです。

話を出口王仁三郎に戻します。

王仁三郎の目論見どおり、1932年3月に「愛新覚羅溥儀」は満州国執政(元首)となり、1934年には皇帝として、文字通り満州国を統治することになりました。

この1934年、日本で奇想天外な計画が提唱され、1938年にはその計画が政府の方針として定められました。

ユダヤ人を満州に移住させようという計画です。

その名称を『河豚計画』と言います。

○河豚計画-Wikipedia

出口王仁三郎がこの計画の黒幕であったことが、RAPTブログで暴かれています。

○RAPT×読者対談〈第89弾〉ニューエイジと満州と大本教と蝦夷共和国。背後にいるのは同じ一族。

出口王仁三郎が黒幕であった証拠の一つとして、『シオン賢者の議定書』が挙げられます。

前回の記事で少し触れましたが、出口王仁三郎はこの議定書を入手していました。

さらに、河豚計画の推進者たちも、議定書の内容を知っていたのです。

満州事変を勃発させ、満州国を建国し、河豚計画を中心となって推進したのは、陸軍部隊の一つ、関東軍でした。

○関東軍-Wikipedia

関東軍は陸軍の一部隊ですが、陸軍大元帥でもある天皇の許可を得ずに軍事行動を起こしています。

しかし、首謀者たちの大半は戦後に軽い処分で済んだり、出世したりしています。

これらのことから考えると、関東軍は陸軍所属とはいえ、秦氏ではなかった可能性があります。

満州国の国旗の色は黄色ですので、月派だったのでしょうか。

○RAPT×読者対談〈第106弾〉出口王仁三郎と日本軍による世界征服計画とその失敗。

満州国の旗

第二次世界大戦はアメリカ(出雲族)の勝利で終わりましたので、戦後、日本陸軍の上層部(秦氏)は戦犯として処刑されました。

下の画像で、赤線を引いている人物は全て陸軍軍人です。

○第二次世界大戦における日本人戦犯とは?

対して、海軍上層部(出雲族)は戦後も裁かれることなく、中には出世していく人もいました。

例として、米内光政をあげておきます。

○米内光政-Wikipedia

米内光政

米内光政は山本五十六の上司であり、第37代内閣総理大臣を務め、終戦時に海軍大将でした。

ふつうに考えて、当時の政治と軍部の中枢でしたので、東京裁判でA級戦犯の判決が下ってもおかしくないのですが、なぜか容疑者の指定を逃れています。

しかも彼は、敗戦後の帝国議会で、国民に対する謝罪を拒否して、議員たちの憤激を買っています。

米内にしてみたら、『自分は戦勝側の人間なので、謝罪なんかするか』という意識だった可能性があります。

前述の関東軍の首謀者たちも、出雲族の勝利に貢献したということで、同様な扱いを受けて軽い処分で済んだのかも知れません。

話は変わりますが、この時代は内務官僚と軍部との軋轢(あつれき)が顕著になっていました。

前回の記事でも書きましたが、初代内務大臣は大久保利通でしたので、内務省は秦氏になります。

それに対して、出口王仁三郎は出雲族ですので、満州国の独立は出雲族と月派が協力して行なったことになります。

そのため、『秦氏』と『出雲族+月派』の争いが、内務省と軍部の軋轢という形で現れたのでしょう。

内務省と軍部の軋轢を物語る事件が、この頃、大阪で起きています。

いわゆる『ゴーストップ事件』です。

○ゴーストップ事件-Wikipedia

この事件が起きたときの憲兵司令官・秦真次は、出口王仁三郎に「シオンの議定書」を手渡した人物(前回の記事では『秦陸軍中佐』と記載)です。

対して、警視総監の藤沼庄平は、第一次大本事件のときの京都警察本部長で、大本検挙の責任者でもありました。

何かの偶然だったのでしょうか。

○軍部・右翼との関係

話を大本教に戻します。

1934年、大本教は『昭和神聖会』という社会運動団体を結成しました。

○昭和神聖会-Wikipedia

発会式の会場は、東京・九段にできたばかりの軍人会館でした。

当時、この発会式は各方面に物議を醸したようです。

○昭和神聖会と国家改造運動

中でも右翼の大御所と言われた『内田良平』を副統管に据えたことは、内務省の監視がさらに厳しくなるきっかけとなりました。

○内田良平-Wikipedia

出口王仁三郎は、どうやら川島浪速を通じて内田良平と繋がったようです。

さらに出口王仁三郎は、同じく右翼の大御所『頭山 満』とも繋がりがありました。

大本教の勢力拡大に加え、軍部や右翼との結びつきは内務省にとって脅威でした。

内務省は、大本教の莫大な資金力を特に恐れていたようです。

下の写真は、上記の山陰旅行のときのものでしょう。

写真左から出口王仁三郎・頭山満・内田良平

昭和神聖会は国民の支持を受け、賛同者が800万人に達したそうです。

仮に800万人の賛同者全員から、現代のお金で1万円の寄付を得ることができれば、瞬時に800億円もの寄付金を集めることができます。

それだけの資金があれば、国家を転覆させるようなテロ行為ができると、内務省は考えたようです。

その結果、昭和神聖会発会の翌年、第二次大本事件が起きるのですが、それに関しては次回、記事にしたいと思います。

さて、先日からこのコラムで紹介させていただいている器楽の発表会が、無事に終了しました。

私も演奏を聴きに行きましたが、練習のときとは大違いでした。

一人一人の楽団員が真剣に音楽と向き合い、練習を積み重ねてきたことがよくわかる演奏でした。

練習時には全く配慮されていなかった各楽器の音量のバランスまで整えられており、一体感のある演奏でした。

私は演奏を聴きながら、新約聖書の『ローマの信徒への手紙』を、再び思い出しました。

『わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです。

わたしたちは、与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っていますから、預言の賜物を受けていれば、信仰に応じて預言し、奉仕の賜物を受けていれば、奉仕に専念しなさい。

また、教える人は教えに、勧める人は勧めに精を出しなさい。

施しをする人は惜しまず施し、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は快く行いなさい。』

(ローマの信徒への手紙 第12章 第5節〜第8節)

しかし今回、もう一段深いことに気がつきました。

例えば私たちが指を一本動かす場合でも、体の各器官は互いに助け合っています。

脳から神経を伝わって電気信号が瞬時に送られていますし、骨と筋肉は互いに連携していますし、関節には滑らかな稼働が求められます。

これらの器官が互いに助け合うことにより、私たちは意図したとおりに動くことができるのです。

ふだんの生活では『動いて当たり前』と思い、全く意識しないことですが、私の母親が病気になったこともあり、改めて神様が創造なさった人体の精巧さに気づくことができました。

そして、私たちが『キリストに結ばれて一つの体を形づくっている』ということは、つまりお互いに連携し、影響を与えあいながら一つの目的を達成しているということです。

ひょっとすると、私の拙いコラムを読んで何か気づきを得る方がいらっしゃるかも知れません。

それがきっかけになり、ラプト理論を学んだり証の記事を読んだりして信仰に目覚め、より壮大に御心を成すことに繋がるかも知れません。

あるいは、情報拡散の記事から関連記事が広がり、新たな真実が明らかになるかも知れません。

そうです、『各自は互いに部分』であり、不完全な私たちでも、『与えられた恵み』『異なった賜物』をそれぞれが見付け、磨いていけば、全体として壮大な働きができるのです。

神様はこのことを、自然界の生物たちを使って私たちに示してくださっていました。

例えば草食動物は、肉を食べることはできるそうですが、体が肉食に適して作られていないため、多量の肉を食べることはできません。

また、ほとんどの植物は捕食ができません。

必要な養分は主に光合成によって得ています。

カビやキノコに至っては、光合成も捕食もできず、有機物を分解してエネルギーを得ています。

このように、それぞれの生物を単独で見た場合、全て『不完全』です。

しかし、これらの生物が自然界で共存するとき、そこに『完全』なシステムがあることに気が付きます。

草食動物は植物を食べます。

しかし、植物は自分の体を自分で作れますので、葉を食べられても新しい葉を芽吹かせ、草食動物の餌を無限に提供することができます。

草食動物は肉食動物に食べられますが、いずれも必ず寿命を迎えます。

しかし、死骸や排泄物はカビやキノコが分解して無機物にしますので、野山に動物の死骸が溢れることはありません。

さらに、カビやキノコが有機物を分解して生成した窒素化合物などは、植物が根から取り込んで自分の体をつくるタンパク質の材料にします。

こういったことは自然界の生物の繋がりを示すほんの一例ですが、このように不完全な生物どうしが補い合って、有限な資源を循環させて生命を繋ぐ完全なシステムを形作っているのです。

キリストによって、いえ、現代は最後の中心者によって結ばれた私たちも、今は不完全ですがお互いに補い合わなければなりません。

そして、一人一人が完全を目指して走りつづけなければなりません。

なぜなら、聖書に『人間は神様にかたどって創造された』と書いてあるからです。

神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」

(創世記 第1章 第26節)

完全な神様にかたどって私たちが作られたのなら、私たちも完全になれるはずです。

この世に生を受けて生きている間は無理でも、完全を目指す習慣が身についていれば、死んで天国に行ったあとも向上できるので、いずれ完全になることができます。

神様はそのような人を祝福してくださるのです。

○RAPT有料記事245(2018年1月27日)完全を目指して走る者の祈りが強力に叶えられる。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆様に神様のお守りと救いがありますように。

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